だるさと不機嫌の連鎖を断ち切る!体調を整えたら人間関係まで改善した実話
「私、本当はこんなんじゃない…」だるさが引き起こした人間関係の悪化
以前の職場で、心と体のバランスを崩してしまった頃のお話です。
毎日がとにかくだるくて、疲れやすく、集中力も続かない。
ひどいときは、誰かに話しかけられても返事をするのが鬱陶しくて(本当にごめんなさい)、つい素っ気ない態度を取ってしまっていました。
「ちゃんとしなきゃ」と頭では思うのに体がついてこない。またやってしまった、とため息ばかり。
表情もなんというか…いつも不機嫌そうな顔をしていたと思います。
機嫌が良くないのは事実でしたが、頭が重くって、バシッと目を開けていられなかった、という感じでした。
その結果、職場の人は私に腫れ物に触るような扱いをするようになり、気づけば浮いた存在になっていた気がします。
以前は、部内でも気軽に相談に来てくれたり、つまらない雑談で和気あいあいと息抜きもできていたのになぁ。
「あぁー、私ってこんなんだったっけ?」
「うう、違うんだよ、本当の私はこんなんじゃない…はず」と、心の中で毎日のように言い訳をしていました。
体が動かないと、心まで余裕を失うメカニズム

この「だるさ」は、エネルギーが枯渇しているサインです。
心が満たされていない状態(不機嫌、イライラ)が続くと、人間関係がこじれるのは当然ですよね。
ですが、この心の問題は、実はその手前の体の問題が引き金になっていることが多いんです。
体調が優れないと、私たちは自分のことで精一杯になります。
- 体が重いから、相手の話に心から耳を傾けるエネルギーがない。
- 集中力が続かないから、些細なミスで自分を責め、余裕を失う。
結果として、不機嫌そうな態度やそっけない返事が出てしまい、それが周囲に「あの人、話しかけにくいな」という印象を与え、自然と距離ができてしまうのです。
「性格が悪いから」ではなく、単に体が健やかではなかっただけ、というメカニズムだったんですね。
体調を整えたら、人間関係の空気が自然に変わった
幸い、私のこの「だるさ」には当然原因があり、その原因を突き止めることができました。
自分に合った対策をしばらく続けてみて、少しずつ体調が改善するにつれ、驚くことに体が軽くなって気持ちも自然に和らいだんです。
- 話しかけられても、ちゃんと笑顔で返せる。
- 人とのやり取りが面倒じゃなくなる。
たったそれだけで、人間関係の空気が変わっていったのを覚えています。
後日、職場の人から「なんか…ちょっと疲れてるんだろうなって思ってね…話しかけにくくって、そっとしておこうって思って、ちょっと距離置いてだけなんだよ」と言われました。
つまり、私が無理して頑張る必要はなかった。
体が整えば、自然に優しさや余裕が戻り、人間関係がスムーズになっていったのです。
自然体=ウェルビーイングの土台は「健やかな体」
あの経験から、私は心から実感しました。
自然体=ウェルビーイングは、やっぱり「健やかな体」の上に成り立つということです。
どんなに「良い人になろう」「もっと優しくしなきゃ」と性格や努力でカバーしようとしても、体がついてこなければ自然体ではいられない。
心がいつも頑張りすぎて、疲弊してしまいます。
逆に体が整うと、無理しなくても人間関係が自然にスムーズになっていく。
心に余裕を生むのは、まず体の健やかさなんです。
遠回りから気づいた!自分に合った整え方の重要性
実は、この「だるさ」の原因を突き止め、改善するまでには、けっこう遠回りをしました。

巷にあるいろんな健康法を試しても、続かなかったり、効果が出なかったり。
「自分に合う方法」を探すのは、本当に苦労するものです。
今なら嗅覚反応分析という、本能に訊くコンパスで、もっと早く自分に合った整え方に出会えたのに…
そう思うからこそ、この経験をあなたにも伝えたいんです。
まとめ:小さな体の変化が人間関係を変えていく
だるさや不機嫌で人間関係に悩んでいるなら、まずはあなたの体調に耳を澄ませてみてください。
自然体は、健やかな体から始まります。
小さな体の変化が、あなたの心の余裕を生み、そして人間関係さえも自然に良い方向へ変えていくんです。
次回は、私が経験したその「方法探しの苦労」と、そこから見つけた「自分に合った整え方」について、詳しくお話ししていきますね。


