こんにちは。嗅覚反応分析士のなほです。
実は今、家族からもらった風邪が長引いて、
匂いがよくわからない事態に陥ってるんですわ。
鼻が利かないなんてもう20年以上前の話…
いや、これ、今まで生きてきた中で一番ひどいかも知れん。
2日ほど寝たら、熱が下がってだるさもなくなったーよかったー、と思ったのに、
その次は喉の痛み➝声枯れ➝そして最後に追い打ちで嗅覚障害。
最近、秋の不調シリーズをInstagramで先行して投稿し始めてますが、
これには自分の体調管理が甘かったという反省が背景にあるんですよ…。
9月は酷かったな?
ぎっくり腰から首も痛かったし、天気痛も久々にあったし、生理も久々にしんどかったし。
滅多に体調を大きく崩すことがなくて(家族が倒れても私だけ平気)、気が緩んでいたんだわ。
もっとちゃんと自分のこと管理しなさいよ、って言われてるみたいでした。
嗅覚障害はかれこれ今日で5日め…。
初日はもう本当に何も感じなくってただビックリした。
匂いがわからなくて良かったー、と思ったのは、
そろそろ洗おうかと思ってた犬のおもちゃのぬいぐるみ(めっちゃ臭い)で
遊ぶのも全然苦じゃなかったことくらい…
犬はいつもより長く遊べて喜んでましたわ。
匂いがわからなくなって3日目の一昨日くらいから、
ようやく、香りの強い精油の香りや犬の匂いがわかるようになってきた。
けど、まだまだ…鼻の奥が炎症起こしているような、
ひりつくようななんとも言えない感覚が残ってる。
毎日IM チェックしてるけど、もやーっとした香りの輪郭しか拾えない。
キットの中には、健康な時は「きついなー」と感じる香りもあるのにね。
…健康って素晴らしい…と改めて思うのです。
鼻が利かないと、趣味の調香もアロマキャンドル作りもできないし!(やるけど)
ご飯もマジでおいしくない!食べたくなくなる!(でも痩せないけど)
こんなに毎日つまらないなんて…
もー、ほんと、私の嗅覚どこ行ったー!早く戻ってきて!!!

というわけで、嗅覚トレーニングの真っ最中なんです。
香りを毎日嗅ぐ。ただこれだけだけど…何もしないよりましだろうって思って。
一時話題になった、嗅覚トレーニングを試してます。
・レモン(果物の香り)
・クローブ(ハーブの香り)
・ユーカリ(植物の香り)
・ローズ(花の香り)
この4種類の香りを、朝晩毎日30秒ずつ嗅ぐ。
コツは、「これは◯◯の香り!」と意識しつつ嗅ぐことだそう。
私たちの脳や神経が持つ「神経可塑性(しんけいかそせい)」という特別な能力で、嗅覚を蘇らせる!
脳は「やり直せる」スーパーコンピューターなんですよ。
神経可塑性とは、「脳や神経が、練習や刺激によって形や働きを変えることができる能力」のことです。
どうして繰り返し嗅覚トレーニングすることが有効か。
少し調べてみました。
練習で強くなる神経: においを繰り返し嗅ぐ(練習する)ことで、その刺激が脳の「嗅覚を処理する場所」に何度も送られます 。
新しい神経が生まれる: さらにすごいことに、においをキャッチして脳に送る手助けをする「嗅球(きゅうきゅう)」という場所では、なんと新しい神経細胞が生まれることがわかっています 。
ネットワークの再構築: トレーニングによって、ダメージを受けた古い神経回路の代わりに、残っている健康な神経を使って新しい情報ネットワーク(道筋)が作られます。つまり、失われた嗅細胞の代わりを、脳が「学習」し、「再構築」して、もう一度においを識別できるようにするのです。
…だそうです。
果たして効果の程は…?
人体実験中なので、経過は時々報告するわ。
ちなみに、嗅覚反応分析士は鼻が利かなくても
IMチェックの分析はちゃんとできますのでご安心ください😂

